第23話 価格
俺は細かいことを気にしない性格。
文字をみる時も大文字の方だけ見て、小さな文字なんかは目につかない。
そんな俺だが、車を買おうとしている。
たくさんの車があって、どれも悩ましい。
いくつか見てみると…
え、安っ!
デザインもかっこいい!
よし、これにしよう!
俺は店員に300円を払う。
すると ―――
「こんなんで買えるわけねぇだろ!ナメてんのかゴラァ!」
答えは下にスクロールしてね ↓
自動車販売店の価格表示は、例えば300万円なら、「300」を大きく書き、「万円」は右下に小さく書く。
語り手の性格上、小さい文字は目につかない。
つまり、300万円の車を300円だと思っていた。
それにしてもこの店員口悪いな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます