第21話 電車と女子高生

俺は電車に乗っているおっさん。

席は埋まっているため、手すりにつかまっている。


数分後、女子高生が乗ってきた。

席は相変わらず満席だったので、彼女は俺が掴んでいる手すりの、隣の手すりを掴んでいる。


駅に停車した時、電車が大きく揺れた。

その揺れで女子高生と俺は同じ方向に倒れてしまった。

その子にぶつかりそうになったが、なんとか回避した。

運悪く、俺は顔を打った。


イテテ。おや?

顔を上げると、目の前が真っ暗だ。


「キャアァァァァ!」

悲鳴が聞こえた瞬間、俺の顎に衝撃が走り、いつの間にか仰向けに倒れていた。

そこは普通の電車の風景だった。




答えは下にスクロールしてね ↓






語り手が見た真っ暗というのは、この女子高生のスカートの中。

黒パンとはいえパンツを見られた恥ずかしさで語り手の顎を蹴り上げた。


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