第16話 夜道には

ある日の夜、ちょっと歩いてみた。

街灯が無い場所は暗くて怖い。


いつの間にか潰れていたコンビニ。

今までは、店の照明で明るかった場所も、今は暗い。


首にかけて胸のあたりから下を照らすライトを買って、夜道を歩いている。


いかにもウォーキングしていますって見てもらえるだろうか。不審者にみられるのは嫌だが、夜道を歩いている人は意外に多い。


歩いたら、思っていたよりも汗が出た。

次はタオルでも持って歩くことにしよう。


暗い道から、無灯で走っている人が出てくると少し驚く。

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