374_人類皆XXXX

気が狂うから特別だと勘違いするのか

特別と勘違いすることで守っているのか

そんな事を考えても仕方ない


傍から見ればただの「XXXX」

って言ってしまうと差別だのなんだの

うるさく言われてしまう世の中

そんな高貴な方々はタクシーで向かい

今日も差別はダメと語りたがる


大半は電車やバスで移動しているのに

大半のXXXXはそこにいるというのに

現場の対応をするのは高貴ではない人々

見て見ぬフリをするか安月給の労働者に

任せるかあるいはバレないよう手を出すか


理想を語る者は総じてXXXXを見ていないし

そもそも同じ人とも思っていない

動物の類として動物を見ている

入園料はおろか語り部として金を受け取っている

そんな仕事に就きたい


そうここまで長々と妄想をしたXXXX

通勤中の単なる戯言


ふと聞こえるアナウンスのセリフ繰り返す声

ふとブツブツ言いながら異性を追いかける人

ふと走行中の窓に向かって汚い言葉を叫ぶ人


そうこれは単なる妄想


人類皆美しい

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