キングダムハーツのストーリーは追えばわかる

 キングダムハーツのストーリーと言えば、難解とか複雑といった噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。


 そのことの全否定はしませんが、実はちゃんと作品を追えば、そんなに理解できないものではないんです。(一時的に頭こんがらがる可能性はある)


 ただ、数多くのタイトルがこれまで出ており、それをぱっと見で覚えようとしたり、知らない人がいきなり時系列順に並べようとするのは難しいです。


 一方、今ではなるべくシンプルに遊ぶ方法もあるので、それは最後に書きます。



 まず今回は、ストーリーを紹介するというより、こういったゲームを遊んでいけば、ストーリーの理解ができるんだよという、大まかな流れを説明します。(遊ぶ順番というより説明しやすい順番です)



・キングダム ハーツ(以下KH1と略す)


 第一作目。ストーリー(時系列)の一番最初ではないものの、世界観やゲーム性の取っ掛かりとしては一番わかりやすいゲーム。



・チェインオブメモリーズ(以下CoM)


 KH1のエンディング後から始まります。



・キングダム ハーツ2


 CoM(チェインオブメモリーズ)、358/2 DAYSの続きから始まります。



・358/2 DAYS


 スリーファイブエイトディズ オーバーツーと読みます。CoMやKH2に登場する「13機関」という組織の裏側を描く話。



・コーデッド


 KH2のエンディングにまつわる話です。



・バースバイスリープ


 KH1の約10年前の話。過去の話ですが、この話がKH3への大きな布石になります。



・ドリームドロップディスタンス


 KH2のエンディング後から続く話。



・0.2 バースバイスリープ フラグメンタリーパッセージ


 ドリームドロップディスタンスのエンディング直後の話。回想形式でバースバイスリープ後からKH1終盤頃の裏側を描きつつ、キングダムハーツ3に直接繋がる短い話。



・キングダム ハーツ3


 主にKH2より後に発売された358/2 DAYS、コーデッド、バースバイスリープ、ドリームドロップディスタンス、0.2などから繋がる話。一作目から続いた「ダークシーカー篇」の結末。




 実はまだ紹介していない作品があるのですが、今回はここまでにします。別に今回の分だけでも覚えろってわけではないんです。ただ、これら一つ一つを遊んでいけば、話を理解できるという説明がしたかったんです。



 さて、最後に書くと言っていた、シンプルに遊ぶ方法ですが、それは「1.5+2.5」「2.8」「3」という3タイトルを入手して、収録されたゲームを遊んだり映像作品を観たりすれば何とかなるということです。これら3作をまとめて安く買えるダウンロード商品などもあります。また、定期的にセールも行われています。


 ゲーム機としてはPS4(5でも遊べるはず)やXbox One、PCのsteamやepic gamesなどで販売されていますが、Switch版はクラウドバージョン(遊ぶ際も常時オンラインへの接続が必要)なので要注意です。


 また、358/2 DAYS・コーデッドに関しては、元々ニンテンドーDSやケータイで発売されたもので、この2タイトルが収録されている「1.5+2.5」においては、映像作品としてリメイクされています。チェインオブメモリーズに関しては、元はゲームボーイアドバンスで発売されたものを3Dでリメイクしたゲームになっています。



 それから、KH3より後のストーリーとして、3の追加有料ダウンロードコンテンツ「Re Mind」や、「メロディオブメモリー」という音ゲーが、KH4に繋がる話になっています。どちらもシナリオはそんなに長くないですけどね。


 また今回、KHシリーズのいにしえの時代を描いた作品はあえて省いて紹介しています。それは主にPCブラウザやスマホゲームで展開されていました。この記事を書いている現在では遊ぶことが難しいので、また機会があれば書きたいと思います。


 ゲーム実況などで全体のストーリーを追って、次に出る最新作から遊んでみるというのもアリだと思います。

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まだキングダムハーツを知らないキミへ 浅倉 茉白 @asakura_mashiro

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