フーゾクのはなし
GG青木
第1話 風俗との出会い
はじめて、風俗にいったのは、大学デビューして、まもなくだったか。
風俗情報紙を見たと思う。
一人の巨乳グラマラスな女性が脳裏に浮かぶ。池袋サンシャイン通りにあった雑誌で良く見た店名、その店に所属していたタイプの女性。写真の顔を不思議とよく覚えている。
変態的かもしれないが、切り抜きしていたかもしれない。今の動画万歳の時代は来てなくて、専ら紙媒体の時代だった。
書店で風俗情報紙や、エロ本がたくさん売っていた時代。本はかさばる。
気に入った写真は切り抜きして保存していたのだ。その流れで、風俗情報紙のお気にいりの女性の写真も切り抜きしていたのだろう。写真で、風俗に行く事を想像しただけでイケた。
しかし、その好みの女性をしっかり追って行こうという程のこだわりが当時はなかった。童貞だったし店に行って写真で選べば1人くらいは自分好みの女性がいたからだ。しかし、なんにも知らない学生だった。
多分その店に初めていった。
ビルの3階くらいだったか。覚えているのは、ベッドに横座りして足を伸ばすよう言われて、色白、きれいで、スリムなお姉さんだった。何もしなくて大丈夫だよ。お姉さんがリードしてくれた。良い思い出。
そこから、僕の風俗の歴史が始まったのである。いつも池袋だった。
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