ド・ラ・土人形

横に立ったあなたの声を聴くために、


見つからないあなたの影を探したのだ。


誰かが呼んだ。


目の前が光で包んだら、


夜空に落ちた。


階段の下の影、


いつも帆を張った、


そして光の出口を目指した。


そこらに崩れた蜘蛛の巣と、


あなたの横顔が見たくて、


そして、苦しんだのは、


わたしだけじゃなかったはずだ。

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