第42話 事務用品

 前回から、PV594と☆3個を獲得できた。

 PVリワード換金率10倍キャンペーン発動、5940リワード獲得。

 現在あるのは、☆102個と214765リワード。


 PVもまずまず。


 コメントを6個貰った。

 貴族の引き抜き工作をすべしとのアドバイス。

 文具と事務用品が良いだろうとのこと。


 パンパカパーン。

 ガチャの結果発表。

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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093085780097323

 また、たわしか。

 おお、豪運よな。

 これは確実にたわし5個はいけそうだな。

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 豪運なのか?

 悪運のような気もする。


 さて、引き抜き工作だ。

 ウイスキー、化粧品、写真集を使うとして、後は文具。

 安いのはボールペン。

 100均のだと一番安いので100魔力で12本は買える。

 コピー用紙も行くとして、科学の粋というべき品を用意。

 それは電卓。

 600魔力の安い電卓だ。

 わざとソーラーでないのをチョイスした。


 電池式なら便利さに慣れて手放せなくなったらこっちの物。

 なにせ電池は俺からしか手に入れられない。


 プラウド家の人間は、電卓の便利さに舌を巻いた。


「これを取引材料にするのですか」

「ああ、神器だと言ってな」


 カクカクやスキルは神が与えた。

 神器だと言っても嘘ではない。


「ボールペンも凄いですね。これを使ったら羽ペンには戻れません。紙も滑らかでとっても良いです」

「そうだろ、そうだろ。ただ、マナポーションを飲まないと、毎日5445魔力しか使えないんだよな。電卓だと9個が限界だ」

「では、討伐を頑張って下さいまし」

「結局そうなるか」


 レベルを上げれば上げるほど楽になる。

 午前中は討伐。

 午後はマナポーションを飲みながら、異世界通販スキルで買い物。


 ウイスキーなんか、安いのでも3000魔力とか行ったりするし、マナポーション意外に魔力の補給が欲しいところだ。


「朗報です!」


 ソレンが男を連れて来た


「何?」

「この方のスキルはなんと魔力移動。魔力を移し替えられます」

「それは凄い!」

「ええ、魔石からも魔力を移せます。便利なスキルなので、騎士団に一人は欲しいと言われる逸材です。電卓を使って味方になった貴族から派遣してもらいました」


 魔力さえなんとかなればもうどうとでもなれる。

 俺は変装して、第2王子の邸宅に遊びに行った。


「困ったぞ」


 側近が困っている。


「ワイン持ってきましたよ。あの美味い干し肉とセットです」

「おう。愚痴を聞いてくれるのは君だけだ」

「そうでしょうそうでしょう」


 飲み始めた。


「ドラゴン退治が失敗した責任をこちらに求められてもな。第2王子様がいけると言ったから、やったまでなのに。失敗して名声が揺らいだところで、電卓なる神器だ。こんなものどうやって作れというのか。分解してみたがチンプンカンプン。ボールペンとコピー用紙も問題だが、これはまだ良い。代替品があるからな」

「算盤ではどうでしょうか」

「うむ、だが便利さでは太刀打ちできない。計算の仕事がどれだけ多いか分かっているか。書類の半分ぐらいは数字がある報告書だぞ」


 上手く行っているようだ。

 たしかにボールペンは代替品がある。

 不便だが、グリフォンなどの高ランク鳥型モンスターの羽は見栄を張りたい者なら垂涎の的だ。

 出先でサインしたりするときは見栄も必要になるだろう。


 計算の仕事は、高級な木材で作った算盤でやっても、効率が上がったりはしない。

 それに計算などの数字は大抵は極秘だ。

 他人の目に触れさせたりしない。

 だから見栄など不要。

 電卓の代替品は俺にも考えつかない。


 ペンも流行りなどいくらでも変わる。

 グリフォンの羽より、ボールペンの方が格好いいとなると、もう太刀打ちはできないだろうな。

 便利イコール恰好良いとはならないが、ボールペンはある意味で、洗練されてるからな。


 種類もたくさんあるし。

 そのうち貴族の間で羽ペンは時代遅れになるだろう。


「電卓は置いておいて、ボールペンなどグリフォンの羽ペンに比べたら恰好悪いですよ。いまのうちに鳥型モンスターの羽を買い占めては」

「値段が下がったらどうする」

「ボールペンは恰好悪いと噂を流すのです」

「ほう、それは良いかもな」


 くくくっ、悪い噂も反転して良い噂になっちゃうこともあるんだよ。

 認知度がまだ低いポールペンの認知度を上げてくれるんだからな。

 これほど良い事はない。


 ボールペンが実際に使いづらくて、恰好悪ければ噂は広まるけど。

 悪足掻きをすればするほど、深みにはまる。

 悪いと言っているものが実際に良かったら、もう爆発的に広がるしかないだろ。


 敵が俺に利用される。

 これほど愉快なことはない。


「噂を流したりの工作はスノバリー家が良いと思われますよ」

「言われなくてそうするつもりだ」


 魔力の問題も解決したし、悪い噂が立ったら、高い高級なボールペンを解禁しよう。

 高級ボールペンのデザインセンスに恐れおののくが良い。


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今回のスキルと☆:

 獲得スキル、なし

 ☆残り102個


今回の収支:

 収入

 5940リワード


 支出

 なし


 残金

 214765リワード


 銀のたわし

 4個


次の分岐:


 怒った第2王子がスノバリーに殺し屋を率いてプラウド邸を襲撃させるように命令。

 どうやって撃退。


 ①メイド達がエアガンでけん制。怯んだところを男達が止めを刺す。

 ②2階を死守。1階にドライアイスを充満させる。

 ③ゴム風船を破裂させる。隙ができたところを男達が倒す。


 コメントでどれが良いか書いて下さい。

 9/30日の午後3時締切です。

 同数は作者の都合で決めます。


下一桁リワードガチャ

 異世界ファンタジーの週間ランキングの下一桁でガチャを回します。

 1週間☆がなくてランク外の時はハズレとします。


 ⓪ たわし

 ① 0リワード

 ② 1リワード

 ③ 10リワード

 ④ 100リワード

 ⑤ 1000リワード

 ⑥ 10000リワード

 ⑦ 100000リワード

 ⑧ トイレットペーパー

 ⑨ たわし


 PVのスクショ撮って、近況ノートにあげます。


かなり未来の分岐:


 48話までに10万リワード未満だとバッドエンド。

 10万リワード貯めるとデシーラを解放して、ハッピーエンド。

 20万リワード貯めると結婚できて、農村でほのぼのライフ。

 30万リワード貯めると結婚できて、都会でデシーラが異世界通販の物を売っての生活。

 40万リワード貯めると結婚できて、貴族になれる。

 50万リワード貯めると結婚できて、王族になれる。


名前:健司・金子

レベル:35

魔力:287/6125

スキル:

 カクカク[ ]ⓘ

 点火ⓘ

 剛力ⓘ

 早足ⓘ

 回復ⓘ

 擬死ⓘ

 水生成ⓘ

 付与魔法ⓘ

 やり直しⓘ

 殺菌ⓘ

 防御魔法ⓘ

 次元斬ⓘ

 完全回復ⓘ

 異世界通販ⓘ

 点灯ⓘ

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