この星に来た地球人
「ねえ、あやなっちー」
「なあに?はなっちー」
「うちみたいに、この星に来た地球人って、ほかにも、何人か、いるの~?」
「いるよ~」
「でも、地球では、この星のこと、まったく知られてないよー」
「この星に来た地球人は、地球に帰る時に、この星の記憶は消されてるからだよ~」
「ふぅ~ん、そうなんだ...」
「みんな、そう」
「...ってことは~、うちも?...」
「え?」
「うちも地球に戻る時には、この星の記憶は消されるの~?」
「うんっ、そうだねー...」
「えーっ、じゃあ、沖縄の中学に、ふたりで戻っても、うちは、この星に来たこと、知らないんだ...」
「その時は、ここに来たこと知らずに、また、ふたりでいっしょに沖縄の中学生活やってるね~」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます