到着
「あ、はなっち、おはよ~」
「あやなっち、おはよ~」
「着いたよ~」
「え?着いたの~?ほんとに1秒で着いた感じするね~」
「そうでしょ~、朝ごはん食べよう~」
「わ~い、食べよう~...って、あやなっち...くまさんだっ」
「そうだよ...地球の動物で言ったら、くまさんだね~」
「ほんとに白いくまさんだったのか~」
「そう」
「なんか...あやなっち...めっちゃ...可愛い~」
「ほんと?」
「ほんとほんと...歩くぬいぐるみのくまさんみたいっ」
「あはは...ありがとう~」
「あやなっていうのは名前なの?」
「そうだよ~」
「じゃあ、こっちでも、あやなっちって呼んでて、いいの~?」
「いいよ~あやなっちで」
「よかった~」
「あはは...」
「でも、言葉は、どうなってるの?」
「おたがいに通じあえるように、してあるの」
「えーっ、すごいねーっ」
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