｢白熊さんのコラージュ作品、めっちゃきれい｣

｢そう？｣

｢うんっ、宇宙に、いろんな星々って感じだよね～｣

｢そうだよ～。うちのあたりを描いてるんだよ｣

｢え？うちのあたりって？｣

｢あの...うちから見える宇宙を想像して...って意味...｣

｢あ、そっか～。白熊さんも想像力あるね～｣

｢そうかな～？｣

｢そうだよ～。ほんとに、ここに存在してるみたいなんだもんっ。めっちゃ存在感ある。本物に見えるよ～｣

｢宇宙は、ほんとにあるんだからねっ｣

｢あはは...そりゃそうだ...白熊さん、将来、宇宙科学者にでもなるのかな～？｣

｢もう、なってるよ...あ、いや、なりたいな～｣

｢前の中学で天文部だったのー？｣

｢そうだよ～｣

｢やっぱり...｣

｢宇宙、好きなんだ｣

｢え～、うちも～、星とか見るの好きだよー｣

｢ほんと？｣

｢うんっ、沖縄も夜空の星きれいだよっ！こんど、いっしょに見に行こうよー｣

｢うんっ、行こうー｣

｢離島に行くと、めっちゃよく見える。めっちゃきれい｣

｢うわ～、めっちゃ楽しみ｣

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