第2話 柔らかな雨
貴女が通りを歩けば
誰もが振り向いてしまう
出会えた事が奇跡の様な
そんな気分になるから...
貴女が語り掛けると
草木たちも耳を傾ける
夢見た事が叶うような
そんな気分になるから...
時には無邪気な幼子のように
貴女は駆け回る
どんなことをしたとしても
それは貴女が自由な証
例えば誰かが落ち込んでる時に
貴女は、いっぱいの笑顔をもって
心に話しかけるの
そう優しい雨で包み込むように...
貴女の紡ぐ話は
私たちを虜にするの
ひとしきり笑った後で
勇気が湧いてくるから...
時には大らかな母のように
貴女は抱きしめる
いつ何をしていても
それは貴女が自由な証
例えば誰かが傷ついてる時も
貴女は眩しい笑顔を武器に
哀しみを打ち払うの
そう優しい雨で溶かすように...
貴女は一人で恐れることなく
誰もいない荒野を進む
ふと振り返るとそこには
貴女が笑顔を分けた人達が...
例えば傷つき疲れ果てた時
貴女の笑顔を思い出せば
一人でも立てるようになるの
そう優しい雨に包まれているから...
多分止む事無い優しさの柔らかな雨に...
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます