優しい金縛り

初めましての感覚

疲れてた。

最近よく眠れてなかったし、確かに疲労は蓄積してるのを感じてた。

これは間違いなく・・・

金縛り−

聞いたこともあるし原理もなんとなく知ってるけど

自分が金縛りにかかるとは...

それにかかる直前なんとなくわかるもんで、身構えてしまった。

それが良くなかった。

なぜか仰向けに両手両足を上げた状態で硬直。

さながらひっくり返ったカブトムシ状態。

こんなところで独り身に感謝するとは思いもせんかった。

とはいえ初めての金縛り。

幽霊でも見えるもんなんかと思ってたけど、

ガッツリおる 。

目瞑ってんのに目の前に存在してるのがはっきりわかる。

おそらく白人、ヨーロッパ系

美形の超美スタイルおばけが2人こっち見て手振ってる。

双子かな...？俺のこと呼んでる...？

いやいや行きませんてワンチャン三途の川やろがい

どんだけ欲でても行けへんて

言うて体動かんけど。

とかなんとかしてるうちに息切れしながら体のコントロールが帰還。

同時に双子？も消滅。

さすがにびっくりした。

なんか首絞めるとかじゃなくてよかった。

まあでもあの2人やったらもっかい来てもええかな...

いや、ギリしんどいの方が勝つな

もっかい寝よ

あ、これ実話よ