ちょっと怖いかもしれない140字小説集
スエテナター
だるまさんが転ばない世界
わたしは知っている。だるまさんが転ばない世界。夕暮れになってもかくれんぼは終わらない。缶蹴りするのは人間のふりした影法師。ブランコ乗れば宙返り。あの子が欲しいあの子じゃ分からん。相談する前に手を引かれる。そうして引っ張られているうちに、だるまさんが転ぶ世界へ、わたしはやってきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます