メッセージアプリ 通話記録②

……ごめんね、こんな夜中なのに


――ぜんぜん~美樹てぃのためならぜんぜん起きてるし~


……あのね、小説読んでくれて本当にありがとう


――ううん、めっちゃ嬉しかったからもうお礼言わなくていいって


……だって、嬉しかったから……


――あのね、ミキちゃんとヒカルくんがエッチするところ感動した


……え、やめてよ!


――美樹てぃの書いた小説の話したいんだもん、いいでしょ


……えー、恥ずかしいよ!


――ねえねえ、美樹てぃって処女?


……ちょ、え、やめてよぉ!


――いいじゃん、女同士なんだから~


……処女だよ


――でもエッチなことに興味ある?


……うん、まあ……たまに自分で……してるし……


――オナニー!?


……やめてよ!


――えー、そういう話もっと聞きたいな


……ナオたそって、変態?


――変態の美樹てぃに言われたくないし~


……ナオたそは?


――うち? 全然処女だし~でもエッチとかしてみたいよね~


……すごい、ナオたそ大人~私ちょっと怖いもん、だって……


――だって?


……だって、入れるんでしょ、アレを


――アレって何?


……もうナオたそ下ネタ好きすぎるし!


――アハハ、バレた


……もうナオたそったら~!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る