サクッと読める短編:)
ほししゅんいち
夜遅く ひんやりとした部屋に男女が一組。
夜遅く
ひんやりとした部屋に男女が一組。
僕達はベッドの上にいた。
女性は僕の方に詰め寄った
心なしか、顔が赤くなる。
動機も激しい。
近いなぁ
女性は真剣なまなざしで
僕の方をしっかり見て言った。
女性「…明日の予定はありますか?」
その質問にじわじわ真っ赤になりながら
僕は答えた。
僕「あ、あー...あー明日も仕事で夜遅くなりそうですね。」
僕のはぎれの悪い受け答えに対して
女性「そうですか。けど休んだほうがいいと思いますよ。
どう見ても体調が悪そうです。」
僕は
僕「まぁでも今の体調が普通だと思っていますよ。この子もよろこんでますし
ねあ、ああははははははははははははははははは」
と高らかに答えた
女性は少しビックリしながら
女性「そ、そうなんですか…お、お大事にです。」
と言うと隣人さんである女性は僕に栄養ドリンクを数本渡しそそくさと帰っていった。
家のドアの前でぐったりしていたところを助けていただいてありがとうございます。
体温計は38度を指していましたあー明日は小学生が心待ちにしていたカエルの三拍子に包まれたライブ会場に飛び込んだ書類を予選敗退した後輩にシフトをまぶしてヒョウ柄のカーテンに命綱をなびかせてエクセルにアサインしてもらわないといけなかったけど。
流石に明日は休むかー。
ベッドにいた地縛霊も腕を組みうんうんと頷いた。
-完-
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最後までお読みいただきありがとうございました。
良ければ、評価・コメント・登録などを宜しくお願い致します。
byほししゅんいち
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