第22話 女子ウケ良過ぎのアルファード!

☆☆前書き☆☆

前話の更新のミスがあり、今日は前話の差し変えと一緒に今日の分の更新をさせて頂きます。

前話ではミスをしてしまい、申し訳ありませんでした。

差し替えた前話と一緒に今話も読んで頂けると嬉しいです。



 フェルーナの慰安旅行当日の朝、店の裏で朝からイズミちゃんや梨絵ちゃん、そして有希ちゃんにまでいろいろいじられ&からかわれ、僕は出発前から若干の疲労感を感じてしまっていた・・


「ユウトく~ん、荷物をクルマに積んどいてくれる~?」

「は~い」

 僕はイズミちゃんの指示で途中でみんなが食べるお菓子や宿で使う細々したものをクルマに積み込む、その間、イズミちゃんと、梨絵ちゃん、有希ちゃんの3人はフロアでコーヒーを飲みながら、なにやらコソコソ密談?をしていた。

「あの3人何話してるんだ? 妙なこと考えてなきゃいいんだけど・・」


 僕がクルマに荷物を積み込み終わると、そこへタミーちゃんと薫ちゃんがやってきた。

「おはようございま~す」<薫ちゃん

「モ~ニン」<タミーちゃん(ハーフッ子らしい^^)

 薫ちゃんは僕のほうを見ながら笑顔で挨拶、しかし、タミーちゃんは僕のことは完無視状態・・

「おはよ~」

(タミーちゃんとの和解はまだまだ先っぽいな・・)

「あ~ら、ユウトもいたのね? あんたは雑用係なんだからいろいろ動きなさいよね」

「はいはい、了解、頑張りま~す」

 僕が雑用係と言われてるところを見ていた薫ちゃんが近づいてきて・・

「ユウト君、気にしなくていいわよ、この旅行、一緒に楽しみましょうネ、ウフフ」

「ありがとう、薫ちゃん」


 僕が荷物を積ん込み終わると、有希ちゃんの運転でアルファードは滑るように発進、店を後にした。

「う~ん、やっぱりアルファードはいいわねぇ~、このシートなんて社長になった気分でほっんとサイコ~!」

「ウチのオンボロ軽とは世界が違いすぎよ! ウチのお父さんもアルファード買わないかなぁ~」

 と、口々にアルファードの乗り心地の良さを絶賛、まぁト〇タの誇る最高のミニバンだし、乗り心地に関しては100点満点だといえるんだろう、知らんけど・・・

「みんなに気に入ってもらってよかった~、でも、このレンタカー、1泊2日で5万円ヨ! と言ってもそれもぜ~んぶオーナー持ちだけど~、ウフフ」

 と半分ふざけ顔で有希ちゃんが言うと、それに反応したのはイズミちゃん・・

「まぁ、これも店のオーナーさんがいろいろ商売をしてくれてるお陰なんだから、オーナーさんに感謝して、これからもお店で頑張りましょう!」

「わたし、来年も旅行できるように頑張る~!」

「わたしも~ッ!」

 イズミちゃんの言葉をきっかけに妙な決意表明の場となったアルファードの車内はワイワイガヤガヤ女子パワーでメッチャ明るいまま目的地へ進むのだった・・・

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