【詩】感じること



トーキョーには

灼熱のアスファルトがあって

便利さを求め

自らの命を削ってきた


思考回路がショートした

わたしたちの頭脳は

AIと同じように

規定された正論を飲み込む

あたかもわたしは正しいと

誤解する


夏の暑さが異常なのは

わたしたちはまた同じ間違いを繰り返すのだ


トーキョーが

やがて

砂漠となるかは

わたしたちの


滅びの道を進むのを止め

人と人との

心を理解すること

わたしたちには今

感じることが必要なのだ



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