第16話 深夜の呼び声
Pさんは深夜のコンビニでアルバイトをしていた。
店内には客がおらず、静寂が漂っていた。
突然、レジの上に置いていたスマートフォンが激しく振動し始め、画面には見知らぬ番号からの着信が表示されている。
Pさんが恐る恐る電話に出ると、「助けて」という か細い声が聞こえ、声の主は泣いているようで、背後では何かが引きずられる音がする。
Pさんが「どうしましたか?」と尋ねると、突然電話が切れ、不安になったPさんがスマートフォンを見ると、着信履歴には何も残っていなかった。
その時、店の自動ドアが開く音がしたが、ドアは動いておらず、Pさんが困惑して振り返ると、誰もいないはずの店内に、ずぶぬれの少女が静かに立っていた。
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