第21話 旧車探して、地元めし


  ・「旧車探して、地元めし」 (2023年~)


 人生を旧車に捧げる俺、自称・鈴木宗一郎

「幻のカーディーラー」なんて呼ぶヤツもいる


 流行のEVでは納得できない

 ガソリンで走る旧車が愛おしい


 東に掘り出しものの旧車があれば、行って愛で

 西に廃車になりそうな旧車があれば、行って「俺が来たから大丈夫だ」と言い

 南に逆輸入車が出たと聞けば、行って連れて帰り

 北にぶらりと旧車を探す旅に出れば……帰りに旨い地元めしを食らう


 それが、俺を動かすガソリンだ



 主人公の鈴木宗一郎(演:升毅)は、国産の旧車を探して日本全国を駆けるカーディーラー。


 地方に行っては、旧車を愛で、地元民が知っているローカルフードに舌鼓を打つ。

 そして、旅先で美女との出会いもあったり……。


 クルマ、グルメ、美女! 

 オッサンの好きな三拍子を詰め込んでドラマ作ってみました、というグルメドラマ。


 というよりは、クルマ好きのクルマ談義がドラマ半分くらいか。


 また、主人公が料理を食べている最中は、スマホで自撮りして動画撮影している設定であり、味の感想はすべて「画面に向かって声に出す」ので、モノローグは一切無いのも特徴。


 升毅自身も気に入っているという、第11話の群馬県の「おっきりこみうどん」、食べてみたいなあ。幅広の平麺。


 主人公以外のクルマのオーナーや、カーディーラー、定食屋の店員などは、すべて本人であり、役者ではない。

 つまりヒロインの美女(ゲストの女優さん)と、升毅の芝居だけが殊更に際立つドラマとなっている。


 毎回、オープニングナレーションで気になるんだけど、「自称・鈴木宗一郎」って言ってるんだよなあ。本名は違うの?

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