【詩】限界




感情が消えてしまった

誰もわたしの感情を知らない

探しても探しても

見つからない

泣くこともできず

ぼーっと空を眺めていた


――そろそろ限界かしら、ねぇ? おじいさん……


縁側には陽の光が差し込んでいた



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