桜桃忌その夕暮れに火砕流みたいに君の駆けてくるなり

桜桃忌


その夕暮れに


火砕流


みたいに君の


駆けてくるなり


桜桃忌は

太宰治の命日、

6月19日のこと。


歌の場面は

その夕暮れの

デートか何かの

待ち合わせでしょうか。

少し時間に

遅れたのかもしれない

君が猛ダッシュで

近づいて来るのでしょう。

その勢いが

まるで

火砕流だった

ということなのでしょう。

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