第23話午後は3人へのご褒美休憩とするか(10)
「微笑ましいものが見れてアタシ感激だわぁ。あ、後ろの悶えるオブジェは無視して良いわよぉ?」
そそくさと体で隠されてたが、鼻を押さえてのたうち回っている謎の集団がチラッと見えた。一部押さえるのが間に合わなかったのか、鼻血が顔や服に垂れて惨劇の演出をしている。
完全なスプラッタ事案である。
[ヤムチャしやがって(`・ω・´)キリッ]
[ナマで間近にイチャイチャてぇてぇ見たから芋虫ムスカになってんだろなwwwww]
[ナマで見れて羨ましいなんて思ってないからね! (っ`ω´c)ギリィ]
[↑思っくそ歯ぎしってんのが分かるぞwwwwクッソ羨ましかったんだなwwww]
[後ろの笑撃的ホラーオブジェはさておき、結構なお手前ですた(-人-)]
[うむ(-人-)]
[†┏┛ʚ(-人-)ɞ┗┓†]
[1人墓の中から合掌しとる奴おんぞ(´^ω^`)ブフォwww]
[はよ墓地に還ってもろて(´^ω^`)ブフォwww]
[そんなー(´・ω・`)]
[(´∇`)|】ゝ{モシモーシ、エクソシスト一丁オネガイシマース]
[ぇ━(*´・д・)━!!!]
「帰る前にコレね? 分けやすく日持ちするお菓子を山ほど用意したから持って帰って欲しいわぁ。
代金は既に払って貰ってるから気にしないでね?
アナタ達の家の子達がお腹いっぱいに食べてくれたらそれだけで嬉しいわぁ」
「こ、こんなにいっぱいあるでチュ!?」
「夢のような光景でチュね!?」
「あ、ありがとう。どんだけいるのか分からないんで、これだけあれば貰い損ねが出ずに満足させれると思う」
「師匠、早くストレージにしまうでチュ!」
「ワタチ達の様なスラムの子供がお菓子なんて、良い物たくさん運んでるなんて見られたら奪われるでチュよ!」
「…ねぇ、そんな酷い事する不届き者がいるのかしらぁ?」
「いるでチュ。ただ一部の奴らだけだからそこにだけ気を付ければ稼ぎも奪われなくて済むでチュ」
「そう、稼ぎも奪われるのね? ちょぉぉぉっと事案な気配がするからアタシとアタシの仲間が動くけど気にしないでね?」
「よく分からないけど分かったでチュ」
[おおん? 幼い子供達が頑張って稼いだ小銭を奪うクソ野郎はどこだ? (ꐦ°᷄д°᷅)]
[破棄アイテム拾った後にギルド直行しなかった理由が分かったわ。逃げ足の早い子供に換金を任せてたんだな]
[そこまで対策せにゃならんほど嫌がらせ受けてきてたって事やんなぁ? ( º言º)]
[ちょぉぉぉっとその性悪NPCとohanasiが必要じゃねーかなぁぁ? (っ`ω´c)ギリィ]
[これ直接護る為の見守り隊が必要じゃね?]
[それとお仕置隊だな(`・ω・´)キリッ]
[悪い子はいねがぁぁぁあぁぁあ!!!]
[悪ーい子はしまっちゃうよー? ( º言º)]
[監視員希望でひと騒動起きそうな予感wwwww]
[とりあえずこの子らの安全確保と後ろ盾が最優先だろ]
[親がいないから余計に立場弱いもんな]
[買い物1つするにも親の有無で変わるからなぁ]
[とにかくオレは今からアイテム拾い場になってる所とギルドを見回っとくわ]
[俺も]
[俺も頭悪いからこっち選ぶ]
[組織設立&その他諸々は頭良い奴( ˙꒳˙ᐢ)ヨロシク]
[丸投げしよったwwww]
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