志伊良花奈ちゃん

志伊良花奈ちゃんの、うしろの席になった。


「よ~ろしっくね~」

って、あいさつしたら

「よ~ろしっくしっくね~んっ」

って、返ってきた。



転校初日で、なんとなく、うちに対して


『何か、おきるんじゃなかろうかっ?』

っていうような気配を

クラスの雰囲気の中に感じとったような気になったので


何か、おこったら


あばれてやろうって思った。


あばれて、机を窓に向かって

ほ~り投げて、それで、おこられよう!

って思った。


そして、うちに対して

何ごとか起きるのをしばらく待っていたら


結局、何ごとも起きなかった。



それで、志伊良花奈ちゃんと、いっしょに帰ることにした。


志伊良花奈ちゃんはムチムチボディー


おっぱいもポヨンポヨン


可愛いにおい。


いっしょに帰りながら


うちのおしりをはなっちのおしりに


プリンッ

と、ぶつけたら


はなっちも、はなっちのおしりを

うちのおしりに

プリンッ

て、ぶつけてきた。


やるな~、はなっち!って思った。



それから、はなっちは

「国際通り行こうて思ったりもしてるけど、もち行くよねーこちゃん」


って、急に、わけわかんないこと

言ってるから


うちも


「もち行くにきまってるにゃんよー」

って、いまいちな返しをしてしまってた。


そして、ふたりで国際通りへ!


「下着を買いたいのでありますから」

って、はなっちは、うちに言うから


「マスカラ?」

って、はなっちに聞いた。


はなっちは

「マラカス?」

って、うちに聞いてきた。


「マダガスカルって、どこ?」

って、うちは、はなっちに聞いて


そしたら、はなっちは


「あそこ」

って、指さしてる。


マダガスカルって、下着屋さんだ。


ふたりでマダガスカルに入る。


「めっちゃ可愛い~」

って、はなっちは、可愛いの買ってる。


うちは

「今日はいいや」

って言って


はなっちの買ってるのを見てた。


お店を出たら


「ばいば~い、またあした~」

って言って


タッタッタッタ~ッ

と、走って、どこかに行ってしまった。


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