志伊良花奈ちゃん
志伊良花奈ちゃんの、うしろの席になった。
「よ~ろしっくね~」
って、あいさつしたら
「よ~ろしっくしっくね~んっ」
って、返ってきた。
☆
転校初日で、なんとなく、うちに対して
『何か、おきるんじゃなかろうかっ?』
っていうような気配を
クラスの雰囲気の中に感じとったような気になったので
何か、おこったら
あばれてやろうって思った。
あばれて、机を窓に向かって
ほ~り投げて、それで、おこられよう!
って思った。
そして、うちに対して
何ごとか起きるのをしばらく待っていたら
結局、何ごとも起きなかった。
☆
それで、志伊良花奈ちゃんと、いっしょに帰ることにした。
志伊良花奈ちゃんはムチムチボディー
おっぱいもポヨンポヨン
可愛いにおい。
いっしょに帰りながら
うちのおしりをはなっちのおしりに
プリンッ
と、ぶつけたら
はなっちも、はなっちのおしりを
うちのおしりに
プリンッ
て、ぶつけてきた。
やるな~、はなっち!って思った。
☆
それから、はなっちは
「国際通り行こうて思ったりもしてるけど、もち行くよねーこちゃん」
って、急に、わけわかんないこと
言ってるから
うちも
「もち行くにきまってるにゃんよー」
って、いまいちな返しをしてしまってた。
そして、ふたりで国際通りへ!
「下着を買いたいのでありますから」
って、はなっちは、うちに言うから
「マスカラ?」
って、はなっちに聞いた。
はなっちは
「マラカス?」
って、うちに聞いてきた。
「マダガスカルって、どこ?」
って、うちは、はなっちに聞いて
そしたら、はなっちは
「あそこ」
って、指さしてる。
マダガスカルって、下着屋さんだ。
ふたりでマダガスカルに入る。
「めっちゃ可愛い~」
って、はなっちは、可愛いの買ってる。
うちは
「今日はいいや」
って言って
はなっちの買ってるのを見てた。
お店を出たら
「ばいば~い、またあした~」
って言って
タッタッタッタ~ッ
と、走って、どこかに行ってしまった。
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