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一途彩士

十六本のろうそく

十六本のろうそく


年経てど歳の変わらぬあなたまで追いつこうと魔法すべてを学ぶ


ビールを飲もうと思ったけれど苦くてケーキへ逃げた午後十時


君を祝う声に誘われ外を見る 通して世界の広さを知るため


どこまでも高らかに響く歌声をポプリといっしょに夢におくった


ケーキには十六本のろうそくと故郷を模した満月のせる


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