ビッグネーム、ビッグタイトル
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俺は中央寿通り店と商談がしたかった。
OCTS:ONE CORROTE TWO SMILE.
OPTW:ONE POTION TWO WINNER.
二冊の流通が完了したら一冊ずつ本棚に置いて欲しい、と。
印税でいうと440円×二冊=880円の収入である。
だが、コンビニエンスストアで880円引きのクーポン割引適用は
果たしてありえるか?
(よくてせいぜい50円引き。若しくは100円の半額クーポン)。
生活費というミニマムコストで考えたら880円は大きいのだ。
もし、交渉が成立するなら
来店の度に売れたかどうか確かめることが叶う。
コンビニエンスストアが競売会場に代わり
俺は出品者として、又は利用者として来店を楽しめる。
家内と単行本議論を交わしたことがある。
1,780円(+税)の書籍が売れる時代だろうか?
家内はビッグタイトル、ビッグネームだったらあり得るという。
実際、俳優同士の夫婦エッセイ「ふたり」は
家内の実家にも我が家にも存在するから
狭いコミュニティで二冊は売れたことになる。
動機や興味が勝れば、やや価格を引き上げられても
財布の口は緩むのだ。俺はビッグネームでも何でもないので
文庫サイズにして800円(+税)で売り切ろうとしている。
出版冊数が多い程、ビッグネームに近付けるなら
出版毎の期待値は高まる。OPTWは自信作。
発売予定日の葉月元日が今から楽しみだ!
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