12、入場無料
基本プレイ無料。入場無料。
魅力的でそこはかとなく不安な文言。
最近お世話になった無料の入場は何だっただろう、と思い出そうとしても、思い出せず。
入場有料だったらすぐに思い出せるのに。
お金を払うことで、ある程度記憶に刻みつけられるのだな、と思いつつ。
結局せいぜい思い出せるのは、図書館くらいでした。こういった公共施設を入場無料と称していいのか分かりませんが、まあ小難しいことは落として。
こう暑いと、図書館の有り難みが沁みます。休日も暑すぎてずっと家にこもってばかり、このままでは身体以前に精神の健康に良くない、と徒歩数分は我慢して逃げ込んだ図書館は、しかと天国でした。
冬もそうですが、無料でエアコンの恩恵に預かることが出来るなんて、本当にありがたい。
おそらく、他にもお世話になっている入場無料はたくさんあるはずなのに、結局思い出せない。エアコンのような分かりやすい恩恵がないと、無料のありがたみは知覚出来ないということでしょうか。
入場有料はつまり、ありがたみの知覚をお金で売買している側面もある?
感覚売買、語感だけSFじみていますね。
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