No.A12

地球暦500年代、

この日を以って500年にも及ぶ仮初めの統一国家は消滅した。

ゾディアック壊滅により暫定政府機関である地球政府の解散は一時は白紙撤回したが、

暫くしたある時。

突如Q国はU国を一方的に併合した、

その理由が、

『U国はB国と同じ様にQ国の移民に依って成っていた事が判明した、依ってU国はQ国と統合されるべきだ』

更にソレに飽き足らず世界に語られたU国の歴史は間違いだらけとしてQ国の公開したU国の間違った歴史を公開した、その内容こそが間違いだらけであった。

多くの歴史研究家の反対を無視して、

Q国は地球政府から独立した。

市民の反対を押し切り『R7』が成立した事で、地球政府は解散関連組織も解体。

この時からか、其れ共ずっと存在したのか解らないが。

『USFA』『BJ』『ミズガルズオルム大隊』『ホワイトゴースト』『アクアリスト財団』『ゼノダイロス』『カンストレイション』等、

と言った非合法武装組織が現れた、

ソレに依って地球での紛争は地球全域に広がり、犯罪都市も世界中に広がりを見せた、

嘗ての『オペレーションミルキーウェイ』の様に地球から逃げた人達も相継いだ。

在るマンションの一室、

その部屋にあるテレビのニュース番組では。

ニュースキャスターは専門家にある質問をした、

『先生、前々からF国が地球政府を独立するのでは?と噂されましたが、反対派が現れたそうですが…』専門家は少し間を空けて言った、

『F国は他国だけに飽き足らず宇宙に国境を設定する程に力と威圧で一方的な現状変更をした結果『新第一次世界大戦』を招いた訳ですから、

戦後は民主主義にするべきを共産主義のままでしたから。

向こうは向こうで力に依る一方的な現状変更を止めてコンパクトシティ構想に再テラフォーミングを公約として掲げましたが。

投資や協力を求め様にも、是迄の行いで中々首を縦に振ろうとしませんし、

漸く協力に漕ぎ着けても今度は借金を抱えてますし。

結果として借金を借金で返す様な状態ですから、

独立に踏み切れないのはその債務の罠に今度は自分達が陥る訳ですから。肩代わりでは無いですが地球政府が存続する限りは仲介して貰う他は無かったんです。

がその地球政府が無い今、破産するのは時間の問題ですしその後どうするかです』

その部屋に大勢の武器を持った人達が乗り込んで来た。

その部屋には1人の男がパソコンのキーボードやコンソールに何かを入力した、

「デビッド=スミス、貴方を拘束します。理由は分かりますね?」

「ふん…お前達は犬死だ」

デビッドはキーボードの脇のリモコンのボタンを押した、

マンションの一室が光りに包まれた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る