笛吹き男の歌
風が舞う 春の空の下
陽気な街 笑い声
笛吹き男がやってくる
響く歌声 城壁の外
小さなネズミと出掛けよう
何処までも 君の声が聞こえるから
午後にでも遠くへ行こうと思うんだ
綺麗な孤独が僕を連れていくから
君はいつでも探しにきて
日曜の昼 大人のない街
手を繋ぐ子供 はしゃぐ声
笛吹き男と出掛けよう
山の向こう 夢の国
洞穴の闇を駆け抜けよう
このままずっと 君と出掛けたいな
裸足の僕に 川の水は冷たいな
孤独が笑って僕を連れ去るから
君がいつでも迎えにきて
遅れた僕の目の前で 洞窟は消えてしまった
取り残された僕はひとりぼっち
君は行ってしまった
笛吹き男と行ってしまった
遠くで響く歌声
笛の音が聞こえた
何処までも 君の声が聞こえるから
午後にでも遠くへ行こうと思うんだ
綺麗な孤独が僕を連れていくから
君はいつでも探しにきて
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