雑音

月の明かり その下の街

夜風が吹き込む四畳半

喧噪に消されないようにと

僕の音楽を流してみた


遠くの鉄橋 踏切の音

空の星座が光ってた

部屋の窓を少し開けて

眠らない街を見ていた


街の中にも あの丘の上にも

僕の場所は見当たらない

今日も君を思い出しながら

雑音から逃げるように

隅っこにくるまって朝を待つ


交差点の赤 急ぐ足音

一日の終わりの街の色

窓の月明かりに照らされて

一人の夜を過ごしてた


街の中にも あの丘の上にも

僕の場所は見当たらない

今日も君を思い出しながら

雑音から逃げるように

隅っこにくるまって朝を待つ

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