何もかもが嫌になってドアを蹴って飛び出した

遠い道のりの向こうに青い海が広がった

孤独を求め　駆け抜けた

誰にも邪魔されることなく

だけど頬を伝う涙だけは隠せなかった

潮の匂いがする海鳴りが聞こえる

赤く染まってく空に僕は思いを馳せる

君に出会うまで僕は俯きながら歩いてたんだ

降り続く雨に全て見失ってた

雨はもう止んでるよ傘は要らないよ

砂浜に残った足跡を追いかけよう

水平線上の船にあの日の自分が重なった

目の前に広がる海は幾年の月日を見た

汽笛が聞こえる海風が通り過ぎる

煌めきだした星に僕は明日の夢を見る

君に出会ってから僕は涙の意味に気付けたんだ

雨の中にだって晴れ間はあった

その傘を畳んだら　もう一度歩こう

水面（みなも）に浮かんだ星屑を探そう

潮の匂いがする海鳴りが聞こえる

明けていく夜空に僕はまた歩き出す

君に出会ってから僕は笑顔の居場所を見つけたんだ

止まない雨の中にも光はあった

雨はもう止んでるよ傘は要らないよ

夜が残した足跡を追いかけよう

君に出会ってから僕は信じる強さに出会えたんだ

止まない雨は無いと知った

その傘を畳んだらもう一度歩こう

新しい今日の扉を探そう

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい