晴れのち君

雨上がりの昼下がり 傘を差したままの君が笑った

流れる雲の切れ間から 青空が覗き始めてる


道端の水溜まり 空を映した水色

綺麗だねって 君は呟いた


僕の心は晴れのち君 笑顔が眩しいよ

この傘を畳んだら 君に好きだと伝えようかな

切なくて不器用な 恋の予感


雲が流れる昼下がり 雨の匂い残る空気に光る露

濡れた靴の紐を結ぶ 僕の隣で傘を畳む君


飛び散った水滴 キラキラ光った

綺麗だなって 僕は呟いた


いつも心は晴れのち君 笑い声が愛しいよ

靴紐を結び終えたら 君に好きだと伝えられるかな

甘酸っぱくてほろ苦い 恋の予感


君を想うだけで こんなにも胸が苦しくなるのに

もっと笑って欲しいよ

一緒に居るだけで 幸せなんだよ


僕の心は晴れのち君 笑顔が眩しいよ

太陽が顔覗かせたら 君に好きだと伝えにいこう

苦しくて愛しい 恋の予感


少しずつ見えてきた 眩しい夏に飛び込もう

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