凡庸的平成人

自意識過剰な街の空気が 僕の息を詰まらせる

平凡な日々の欠片を集めては 無意味な想像を繰り返す


いつだって僕の為のものは無い

世界は一人欠けても 何も変わらない


世の中の正しい事 間違った事 正直どうでもいい

困難な日々を生き続ける 凡庸人

震える喉から 小さく 確かに

呼吸が零れた


平成という年号掲げて 日々闘い続ける社会人

何一つ簡単な事は無い 飾らない日常に侵食される


いつだって君の為のものは無い

僕一人消えたところで 世界がどうなる?


憧れていたもの 大切だったもの 今はもう思い出せない

平凡な生活を闘ってる 平成人

震える声 隅の方で 小さく

呼吸の音を聞いている


世界の終わりまで あと約10年?

こんな時代じゃ 夢も見れない


消えない後悔 押し寄せる焦燥感

汚れたのはどっちなんだ?


忘れてしまった あの日の夢

もう一度 見ることが出来るかな


いつだって僕の為の世界は無い

でも 君の居ない世界は想像出来ない


平凡で困難な時代を 必死で走る 凡庸的平成人


世の中の正しい事 間違った事 どうでもいいだろう

困難な日々を生き続ける 凡庸人

憧れていたもの 大切だったもの 今でも思い出せるかい?

平凡な生活を闘ってる 平成人

いつか 世界の中心に向かって

自分の呼吸を伝えたい

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