飴が降ってきた
「おい、飴が降ってきたぞ」
友人はそうドヤ顔で言ってきた。
「その飴が雨ならずっと良かったのにな」
「食えるからいいじゃんか」
「外に落ちたもん食うなよ」
窓の外に目をやると空には雨雲の代わりにピンクや緑色をした綿飴の雲が浮かんでいた。
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