#6 four seasons for somebody else

空の下で君が笑った

「相変わらずだなぁ」

そんな事、呟いている気がして


雪に凍える真冬の道

通せん坊する幾体もの古びたカカシ


秋に感じた あの光はどこへ……?


私は一人 ただ歩いていく

遠い道のり 歌を携えて


彼らは夏に戯れ

春に眠りにつく


もう何もわからない

そう 投げやりになってしまうとき

ランダムな季節の合間から

ホラ みてよ、と

手が差し伸べられた

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