彼女が父と''仲良し''してたなんて信じられるか？

キャラ紹介 その一 栄渡家編

　栄渡 晴政 ー えど・はるまさ

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　黒田 晴政 ー くろだ・はるまさ

　本作の主人公。血液型はAB型。

　満十六歳で誕生日は十二月二十日。

　高校に入って三ヶ月経った時に元カノである莉乃（りの）に告白されて付き合うことになった。

　勉強は可もなく不可もなくといったところだが、運動神経に関しては学校の中でも上から数えた方が早い。

　意外と人付き合いが上手く気遣いもできることから隠れたファンが多い。

　中学一年の頃に両親が離婚し、父である粕斗（かずと）についていく事になり彼の再婚によって家での居心地が悪くなった。

　それが原因でその時期はかなり荒れて度々 家を出ては不良に絡まれて喧嘩を買っていた。

　ちなみに喧嘩を売られたのは晴政の 目つき がかなり悪かったためである。その時はかなり機嫌が悪かったためずっと怒った表情を浮かべていた。

　剛（つよし）との出会いによって家に戻るようになり、義妹となった美智（みさと）と仲良くなった。

　ちなみに、実の母親である優美（ゆみ）と一緒に暮らすようになってからは苗字を変えている。

　栄渡 美智ー えど・みさと

　晴政の義妹。血液型はA型。

　満十五歳で誕生日が七月七日。

　元々兄か姉が欲しかったところで親である来江が再婚したため晴政が大好きだった。

　元々住んでいる場所が近かったため彼と同じ中学に通っていたのだが、家族になったことをきっかけに彼から気にされるようになり、その時にクラスメイトの男子からからかわれているところを発見され彼に助けられる。（ちなみにその男子生徒は彼女の事が好きだったらしいがその感情を持て余していたらしい）

　そんなこともあり晴政を兄としても異性としても好きになるのだが、あの事件によってしばらくの間拒絶されることになる。

　あまり人と関わることが好きではない性格。

　栄渡 来江ー えど・くるえ

　粕斗の再婚相手で晴政の義母、血液型はO型。

　満三十四歳で誕生日は十月一日。

　再婚した理由が金のためという欲望丸出しな理由なのだが、その先にあるのは娘である美智（みさと）のためという親としての責任感のようなものであった。

　粕斗とは知り合い繋がりで出会い、身体だけの関係から始まったものである。

　栄渡 粕斗ー えど・かずと

　晴政の実の父親。血液型はB型。

　満四十歳で誕生日は八月九日。

　親から甘やかされていたこと、加えて無駄に体が大きかったことで家でも外でも苦労することがなく自分が正しいと思い込みやすい性格になってしまった暗愚。

　人に媚びを売ることだけは美味かったようで、大学でであった先輩に上手いこと取り入ってその人の会社に入る。

　そこでの苦労で多少はまともな感性を育めたものの、会社が大きくなって安定してからはその経験によって増長し今のような性格になる。

　自分を省みずズルをして成果を得ようとするというなんとも歪んだ性格になってしまった。

　といっても本質がクズであっただけなのだが。