第13話議員の限界

別れ話かな?

「国政に出ようと思うんだ。」


克子の胸中には安堵感が弾けていた。


「なんで?」なあんだ・・・、フゥーーッ!


 肺胞の空気を勢い良く吐き出し吐ききれない空気はフッフッと小刻みに、全て吐き出して、直ぐ様切り返した克子はショットのロマニコンティエを一気に煽り隣の男を見上げて睨んだ。


 別れ話じゃない?ハラハラさせないでよ!


「もう、政治は止めにしたら?」

「県

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る