嫌われの5 希望する男

嫌われ者の俺だが


この世の中に 言いたいこともある


だがな


どうせ俺は嫌われ者だ


何を言っても だあれも聞きゃしねぇだろう


そんな俺でもな 一生に一回はこれはってのがあるんだ


それはな



愛してるって言葉さ




ふん どうせ俺は世の中の嫌われ者さ


言ったところで 誰も聞きゃしねぇがな

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る