・その1:書き方基礎編

 皆様こんにちは。ねくしあです。


 さて、今日は題名の通り「書き方基礎編」です。

 なぜこれを最初に持ってきたかと言うと、僕が人の作品を見たときに最初に気になるのが「文章の書き方のルールができているか」だからですね。


 まぁ、細かいことは気にすんなっていう気持ちはわかりますが、これを知ってるだけで「自分は人とは違う」感を味わうことができるので、最初に紹介させていただきます。

 もし「もう知ってるよ!」と言う人は、読み飛ばしていただいて構いません。



 ・改行と字下げ

  小説というのは文章力や面白さも当然必要ですが、「読みやすさ」も大事な要素です。

 実際に僕の文章を見てください。ところどころで長くなりすぎないように改行しているのが分かると思います。これをするだけで読者が離れにくくなるので、ぜひともやってみてください。自分も読みやすくなりますよ!

 

 そして2つ目、字下げについてです。

 字下げって何? と思うかも知れませんが、意外と重要なのでよく見ててください。

 まず、執筆画面の左上に四角い棚のようなマークがあると思います。そこを押すとタブが現れます。そこに「先頭段落の字下げ」というものがあります。


 それを押すと、文章の始めに空白が一つ追加されます。これを字下げといいます。

 小学や中学の国語の授業で「一文字下がってるところを~段落」みたいに数えてたと思いますが、まさにそれです。最初はなれないかもしれないですが、意外と慣れてきますよ。



 ・三点リーダ

 小説では、よく「……そうだな」のように点が6つ並んだものが出てきますね。これを三点リーダと呼びます。これは意外に知らない人が多く、初心者はほぼ必ず三点リーダを使っていません。かくいう自分もそうでしたからね。大体は句点の変換で出てきます。

 ちなみに三点リーダいっこで「…」です。しかしこれ単体ではダメで、……と二個にするか、…………と四個にするかのどちらかです。

 豆知識ですが、ダッシュ――も二個か四個です。

 

 もしパソコンの方で三点リーダを簡単に出したい人は、ぜひともGoogle IMEを入れてみてください。すごく便利なので。

 あ、入れたら「z+。」の順番で押すと出てきます。



 ・会話文(カギ括弧)

 さて、小説と言えば基本は「地の文」と「会話文」に別れますよね。そんな会話文ですが、初心者は必ずと言っても良いほどに犯すミスがあります。

 例をあげてみますので、どちらが正しいのか考えて見てください。


「カクヨム甲子園は高校生限定のコンテストである。」

「カクヨム甲子園は高校生限定のコンテストである」


 さて、どちらが正しいでしょうか?

 流石に違いはわかりますよね!


 正解は後者、カギ括弧の前に句点が無い方です!

 多分、既に知っていた方も共感してくれると思います!


 これ、教科書が前者の形式なので、我々は無意識的に句点を使ってしまうのですが、実際小説は後者なので注意が必要です!


 ・感嘆符・疑問符

 さーてもっかいクイズです!


「カクヨム甲子園は、なんと! 高校生限定のコンテストなのです!」

「カクヨム甲子園は、なんと! 高校生限定のコンテストなのです!」


 答え合わせ! 答えは――どっちも!!


 ……と、いうことで。これについては、どちらも感嘆符(ビックリマーク)のあとに空白が空いています。

 前者は全角、後者は半角です。

 そもそも空白を開けるのがルールですが、どちらが、というのは明確には決まっていないです。ただ一つ言えるのは、書籍化作品は前者な場合が多いです。


 

 さてと!

 ここまで皆さんお付き合いありがとうございました!

 次回も明日更新でお送りしたいと思います! 

 それでは良いカク甲ライフを!

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