夜道

 女性が夜道を歩く後ろをフードで顔を隠した人物が息を潜めて歩いていたが、女性は立ち止まると振り返り、フードの人物は驚きながら立ち止まった。



「ふふ、悪い子ね」



 女性に眼球はなく、口も暗闇のようになっていた。

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