図書室
「次はこの本かな」
その先にはにやっと笑う赤い口が見えた。
「反対側にも人がいたんだ」
少年は席に戻ろうとしたが、ある事に気づいて恐怖した。
「本棚の向こう、壁だ……」
少年は恐怖を感じ、その場にへたり込んだ。
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