第34話 ヘタレな自分
ヘタレ過ぎな自分に嫌悪感。
悪い仕上がりだとやり直しのできるという会社に登録していてさえもなお、
こんなことを平気でやるのがこういう悪徳工務店なのだ。
登録している会社を通さずにしている仕事だともっと雑な仕事を
しているということになる。
しかし、あんなへたくそな職人を寄越した理由がなんとなく垣間見えた。
爺さまでしょ?
おそらく技術もない素人に近い老人を安い賃金で雇ったであろうことが。
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