第六回 ツボの話
昨日注文したノートPCクーラー、宵の口に無事に届きました。
届いた時間が時間だし、稼働中のを停止して取り付けるのは面倒なので、セッティングは明日の朝、PC立ち上げる前になりますかね。
期待した性能を見せてくれるといいんですが……ま、期待外れでもPCスタンドとして使えるようなら上々です。
「見せてもらおうか、PCクーラーの性能というモノを……!」
では本日のお題。『ツボ』についてです。
ぶっちゃけてしまえば『性癖』のことです。
なんでこんなお題にしたかっていうと、今CSのキッズステーションチャンネルでアニメ『結界師』の再放送しているのですよ。
作品そのものは特に好きでもきらいでもなく、本放送はいつの間にか見なくなっていたって感じで。
ただ妙に惹かれる設定がありましてそれを思い出し、再放送しているならちょっと見てみようかと。と言っても途中からだったりしますが(苦笑)
で、『結界師』のどこに惹かれるものがあったのかと言いますと、主人公ふたりの関係性でした。
もうね、これだけでグッとくる人にはグッとくるでしょう。
中学二年生と高校一年生という年齢差も絶妙。ひとつ差では近すぎ、みっつ差では遠い。
その差から生まれる学年設定も実に美味しい。中・高だと一年しか学生時代が重ならないのですよ。
同じ学校に通うのはたった一年だけというある種の
追いつこうとしてもけして埋まらない年の差。どうしたって先に大人になる相手に置いて行かれる寂しさとか、しびれませんか?
いつもいつも後れを取るのが男の子の方ってのがいいんですよ。
思いを向ける相手にいつまで経っても年下の子としか扱ってもらえないじれったさとかね、もう最高(爆)
『結界師』はさらにここへ、幼いころに男の子の未熟さゆえに女の子が怪我を負うというシチュエーションをブッ込んでくる。
責任を感じた少年がもう誰も傷つけさせない、絶対に守る決意を抱く。
年下という庇護される立場から、守る側へと成長していく王道展開。
カーッ。なんですか、この、これでもか! な癖の重ねっぷり。
さらに良いのは、ヒーローはヒロインに対し恋慕を抱いているのに、ヒロインの方は気にはしているけど、異性としてではなく弟くらいにしか思っていないってところ。
幼馴染という近すぎる関係が生む感情の温度差よ。
頼もしさとかを感じるようにはなっても、自身に向けられているのが恋愛感情だというのに気づいていない、一方通行な思慕が堪りません。
『結界師』がどんな風に幕を下ろしたのかは知りません。
この手の能力系バトル物では世界観の決着が主で、ロマンスなんかは添え物程度ですから、ふたりの関係の行方はなんとなくで済まされているんじゃなかろうか?
今度古本屋に行ったら探して読んでみようかな?
ではまた明日。
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