架空の星新一傑作集を勝手につくろう！

総評「妖精配給会社」★★★★★★☆☆☆☆

〇評価平均（10点満点）

　アイデア：2.77（５点満点）

　文章　　：3.00（５点満点）

　合計　　：5.77

〇個別評価

№　タイトル　評価(アイデア・文章)

195　福の神　7(4・3)

196　暗示　7(4・3)

197　アフターサービス　5(2・3)

198　沈滞の時代　5(2・3)

199　ある戦い　4(1・3)

200　おみやげを持って　6(3・3)

201　指導　6(3・3)

202　おそるべき事態　6(4・2)

203　夏の夜　5(3・2)

204　三角関係　5(2・3)

205　マッチ　6(2・4)

206　妖精配給会社　10(5・5)

207　恋がたき　5(2・3)

208　作るべきか　3(1・2)

209　ハナ研究所　4(2・2)

210　ひとつの装置　9(5・4)

211　宝船　6(3・3)

212　銀色のボンベ　5(2・3)

213　遠大な計画　7(4・3)

214　逃走　6(3・3)

215　すばらしい星　6(3・3)

216　分工場　6(3・3)

217　ごきげん保険　5(2・3)

218　責任者　6(3・3)

219　遺品　6(3・3)

220　春の寓話　5(2・3)

221　輸送中　7(4・3)

222　幸運への作戦　6(3・3)

223　友だち　6(3・3)

224　豪華な生活　6(3・3)

225　宇宙の関所　5(2・3)

226　求人難　5(2・3)

227　ボタン星からの贈り物　5(2・3)

228　天使と勲章　5(2・3)

229　終末の日　6(3・3)

〇寸評

　表題作の『妖精配給会社』をはじめ、私好みの作品がいくつかあった。

　アイデア的にも、ほとんどの作品が、現在の読者もむりなく読める。文章も安定してきている。

　ただ、アイデア、文章の両面で過渡期であり、中後期の「奇妙な味」の作品は、まだ少数にとどまっている。