総評「ようこそ地球さん」★★★★★☆☆☆☆☆
〇評価平均(10点満点)
アイデア:2.57(5点満点)
文章 :2.88(5点満点)
合計 :5.45
〇個別評価
№ タイトル 評価(アイデア・文章)
51 デラックスな拳銃 4(2・2)
52 雨 6(2・4)
53 弱点 4(2・2)
54 宇宙通信 4(2・2)
55 桃源郷 4(2・2)
56 証人 5(3・2)
57 患者 4(1・3)
58 たのしみ 6(3・3)
59 天使考 9(5・4)
60 不満 5(2・3)
61 神々の作法 5(2・3)
62 すばらしい天体 5(3・2)
63 セキストラ 7(3・4)
64 宇宙からの客 5(2・3)
65 待機 6(3・3)
66 西部に生きる男 5(2・3)
67 空への門 10(5・5)
68 思索販売業 4(2・2)
69 霧の星で 6(3・3)
70 水音 6(3・3)
71 早春の土 4(1・3)
72 友好使節 5(2・3)
73 蛍 4(2・2)
74 ずれ 6(3・3)
75 愛の鍵 4(2・2)
76 小さな十字架 4(2・2)
77 見失った表情 4(2・2)
78 悪をのろおう 4(2・2)
79 ごうまんな客 5(2・3)
80 探検隊 4(1・3)
81 最高の作戦 6(3・3)
82 通信販売 6(3・3)
83 テレビ・ショー 6(3・3)
84 開拓者たち 8(4・4)
85 復讐 6(3・3)
86 最後の事業 8(5・3)
87 しぶといやつ 3(1・2)
88 処刑 10(5・ 5)
89 食事前の授業 3(1・2)
90 信用ある製品 5(2・3)
91 廃墟 4(2・2)
92 殉教 10(5・ 5)
〇寸評
『空への門』『処刑』『殉教』と、星新一の代表作を抱えながらも、全体としてみると評価が芳しくない。
星新一は、文章が古びないように、何度も改稿を繰り返したため、全作読めないことはない。しかしながら、60年という風雪は残酷で、アイデアが現在の視点で見るとつらい作品が少なくない。この点は『ボッコちゃん』と同じであろう。正直、読んでいてつらかった。早く、私の好きな中後期の作品の寸評に入りたい。中後期の「逃避の文学」と呼べるものの萌芽は確認できるが、まだ前面には出てきていない。
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