ミレニアム　ドラゴン・タトゥーの女（2009）

ミレニアム2 火と戯れる女（2009）

ミレニアム3 戯れる女と狂卓の騎士（2,009）

　だいぶ前に観て面白かったので、久しぶりに観たら、やっぱり面白かった。

　今年観た映画の２８〜３０本目は、『ミレニアム』シリーズ３本。昔、原作を本屋さんにヒット小説の文庫本としてずらっと並んでたのを買って読んで、大変面白かった。

　主人公の相棒であり、キーパーソンであるリスベットという女性が魅力的だからだ。社会病質者であり苦しみながら生きているが多様な能力もある。痛々しく、かつ逞しい、格好良い女性だ。

　映像化は難しいからどうなのかなあ、と思ってたら、よくできているミステリー映画になっていたので驚いた。たくさんある情報の取り込ませ方と見せ方がうまかった。あと、主人公のリスベットを捨て身で演じている女優さん（ノオミ・ラパス）が凄い！と思ったら、この映画のあとハリウッドに進出したので、やっぱりという感じ。

　２０１１年にデビッド・フィンチャー監督でハリウッドリメイクされた方は、画面がスタイリッシュで完成度は高い。こっちも好き。

　原作者が亡くなってしまったので、別の人が続きを書いてるらしいけど、読みたいとは思えない！残念。