予想を裏切れ、期待は裏切るな

 これはどなたかに教えてもらった言葉なんですが、まさにその通りと思っています。こうなるだろうな、といった通りに進んでしまうと面白くないので、予想は裏切る必要はあります。

 しかし、読者が最後にこうなって欲しい、という期待は裏切ってはいけないということです。


 たとえば勇者はやはり最後は勝って欲しい。出来損ないの主人公でも、最後は輝いて欲しい、そういった期待は絶対に裏切らないように、ということです。

 

 編集者の方からアドバイスいただいたものとしましては、例えこの先がある程度ベタな展開になっていようとも、読者はそれが合っているか答え合わせをしたくて読んでくれるから、それでいい、という話も聞きました。

 核心の部分まで敢えてひねくれて奇をてらう必要はないということですね。

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