~といいます


 テレビ、特にニュース番組の特集コーナーなどで、やたら「~といいます」と言うのが気になっています。

 相手から取材した情報を伝えているので間違っちゃないんでしょうけど。そればっかりなんですもん。


「~だそうです」

「~と、おっしゃっていました」

「~なのだとか」

「~ということでした」


 などなど、バリエーションがあるでしょう? 何故「~といいます」一択なのかわかりません。


 だけどこれ、VTRだけ。現場からのレポーター中継だとその人のノリでいろいろ使いますね。だから局内で書かれる原稿がこうなのだと思います。


 これに気づいたのは、ここ数年のこと。原稿書いてる人どうしたの? でもキー局どこもそうなんだよなあ。流行ですか?


 小説技法として、語尾を単調にするなというのがありますよね。それと同じ感じの引っ掛かりです、たぶん。

 しかも音として聞こえてくるものなので、すごく耳についてしまいます。


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