第2話
20×× 9月××日
大学に行ったら僕だとわからなかった、と友人に言われた。それはそうだろう。このひと月あまりで体重は9キロ落ちたし、それに合わせて服も買い替えたんだから。顔だって前よりずっとシャープだ。
既にジムに入会してウォーキングや、プールも始めている。
「後は、告白だけか」
今のは自分の声、そう、心の声が漏れちゃってた。笑っちゃうな。
おあつらえ向きに、明日はバイトが入っている。もしも、もしも告白してOKをもらったら、こんな日記を書いている場合じゃなくなるかもしれない。
ファイト!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます