#36 日常
お昼時、朝食を食べていない波瑠はおなかペコペコだ
駅地下のレストラン街に向かう。今日はどこもいっぱいだ
お客さんリストを眺めると10人ほどのウェイティングリストが並んでいた
「後で来るか」そう呟きながら登りのエスカレーターに乗る
いつものマッサージ屋は出禁になったので古くから通っているお店に向かう
「バレンタインフェアを70分コースで」
「足つぼのを時間は以下がされますか?」
「30分で」
そうすると従業員が3人ほど準備に向かう
「波瑠様、こちらへ」
一番奥へ通される。ほとんどVIP待遇だ。3人の従業員がせわしなく動く
「体のこことここが悪いですね、あと歩き方が悪いようです。ずり足でしょ」
その指摘はずばりだった
「歩き方はずり足にせず、かかとからおり、つま先からけりだす。これを意識してください」
「はい。治します」
続いてマッサージ
「すこし頭皮が固いですね。頭の使い過ぎです」
確かにそうだ
「はあ」
気のない返事をした
続いて眼鏡屋さんに移った
「今度免許に通りそうにないので視力をかかりたいのですが。。。」
視力計測、両目で0.4、免許は通らない
大学時代のレシピを引っ張り出してくれた
「この時は0.08だったもんな」
ガックシ肩を落とし眼科決定
続いてジュエリーショップ。婚約指派を吟味
「彼女手がちいさいんだけど」
「お直しして余った部分はお返しします」
「納得。了解」
。。。
昼食はラーメン屋さんの黒豚餃子
「少し豚の臭みが残ってるなぁ。黒豚だからかなぁ。。。」
波瑠は帰路に就いた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます